19世紀の初め、ヨーロッパでは写真がまだ一般家庭に普及していなかった時代に、人々は生まれてきた子供の記録をどのような形で残してきたのでしょうか…
一般的に知られている例としては、銀のスプーンや銀カップなどの食器に名前や誕生日を印し、家宝として大切に引き継がれていて、後の陶磁器の発展とともに自由な装飾を施した記念絵皿へと発展していきました。バースデープレートは子供の健やかな成長を願うご両親の想いを一枚のお皿に託し表現されております。

家の歴史は子供の歴史　

思い出はいつまでも輝きを失わないもの。お子様が生まれてから成長し、大人になってからも悠久の時間を家族と共に歩み続けます。

• デルフトはオランダを代表する画家フェルメールの生まれた町で、デルフトブルーで知られる陶器デルフト焼きで知られる町です。
• デルフト焼きは17世紀の中国陶器やペルシア、そして日本の伊万里焼きと東方貿易の影響を色濃く受け、模倣と試行錯誤の末、完成されました。こうして現代まで受け継がれた名器の数々はあなたを魅了するでしょう。
• デルフト焼きの陶芸品に描かれた美しい絵画ともいえる挿し絵は長い時間をかけて絵付け師によって丹念に描かれています。その技術収得や集中力の維持にはとても計り知れない忍耐力と年月がかけられています。
• そして何と言っても人々の心を魅了してやまないのは「あの優しく気品のあるデルフトブルー」残念なことですが、陶芸世界にも近代化が進み、機械化により陶器を大量生産し、一筆のみ手を加え、ハンドメイドと名乗っている企業もあるようです。

白地にコバルトといわれるブルーの絵柄が入ったデルフト陶器はあまりにも有名。
今やこの街の伝統産業になりました。デルフトはまた、オランダ建国の父であるオラニエ公ウィリアム１世のゆかりの地。さらに画家フェルメールの活躍した地でもあります。画家の見たその静かな街並みに あなたも浸ってみませんか。

数世紀にわたり伝統的な手法で絵付けを続けている手作りの工房ロイヤルデルフトは、オランダへの旅行で外せない観光スポット。
「ロイヤルデルフト焼工房デ・ポースレイネ・フレスAnno1653社」、またの名を「ロイヤルデルフト」は1653年に設立されました。17世紀に誕生したデルフト焼の唯一残っている窯元です。

ロイヤルデルフトはデルフトブルーと呼ばれるシリーズで、その名を世界に知られています。
様々なニュアンスで独特の藍色を用いたデルフトブルーは、17世紀にデルフトの町で発達したもの。文様は当時の中国の影響を受けています。

デルフトブルーの他、ポリクローム、デルフトブラック、日本の伊万里焼の影響を受けたパイナッカーのシリーズが作られてきました。またモダンなデザインの作品や特別に制作された作品も作られています。


ロイヤルデルフトの工房では、デルフト焼の興味深い歴史やと伝統的な陶器作成の工程を紹介するガイドツアーを開催しています。

絵師が作業をする様子や陶器が制作される過程をお楽しみ下さい。
ショールームでは、デルフト焼のすべてのコレクションを展示販売しています。
またアウトレット品をお得な価格で提供しています。

デルフト焼以外に、オランダの豊富なお土産ものが揃っています。デルフト焼の世界に実際に触れてみたい方は、工房が主催するペインティングワークショップ（絵付け体験）に参加し、世界でたった一つの自分だけのデルフトブルー・タイルを作ることができます。伝統の窯元ロイヤルデルフトへぜひお越しください。